世界一幸せな国フィンランドに移住すると、幸せになれるか

2年連続、世界幸福度ランキング1位に輝いたフィンランド。

日本は調査対象の156カ国中、58番目でした(2019年度調査)。

私がフィンランドに2年間住んで感じた、果たしてフィンランドに移住すれば幸福度が上がるのか?について書きます。

そもそも、なぜ日本は幸福度が低いのか?

世界幸福度ランキングの根拠となっているレポート(国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)によると、

日本は世界と比べて、

- GENEROSITY & PRO-SOCIAL BEHABIOR (寛容さと利他的な行動)

- FREEDOM TO CHOOSE (人生選択の自由)

の2つが顕著に低いです。


寛容さが低いということは、心が狭く、異なる人の言動を受け入れない。他人の罪や欠点などをきびしく責める。そして、人生選択に何かしら縛りを感じている人が多いということでしょう。


均質性の高いコミュニティ、日本独特の同調圧力、横並びを良しとする文化、協調性を重んじる風土など、寛容さが低いという結果は共感する部分が多いです。


フィンランドに移住したら、幸せ度上がるのか?

これは人によると思うのですが、私の場合、幸せ度上がりませんでした。笑

たしかに、自然が多かったり、子育てもしやすいし、周囲は多様な価値観を認めてくれる人たちばかりでした。でも、


ー日本食が手に入らない。子供がご飯を食べなくなる。

ー外食が高くて、気軽に外に食べに行けない。

ーサービスレベルが低い(宅配サービスは届くのが2週間後、Amazonもドイツから発送。)

ー歯医者が適当(ちょっと虫歯だと抜かれます。)

ー子供がフィンランド人ばかりの保育園に慣れなかった(毎日泣いて、結局インターナショナルの保育園に行くことに)

ーフィンランド語話せないから、不自由を感じることが多々ある。


など、フィンランドで生れ育てば、なんの問題もないと思いますが、

私のような純ジャパ(ずっと日本で育った人)には快適ではない点も多かったです。


ただ、良い点もたくさんあって、たとえば、


教育ー質の高い教育が無償で受けられる

自然環境ー自然が多く、都市でも森や公園がある。水が綺麗で、美味しい。

住環境ー都心から少し離れれば、広くておしゃれで、自然のあるところに住める。賃貸は高めだけど、購入するのはそれほど高くない印象。

ワークライフバランスー基本的に残業なし

所得レベル高いー短い時間でも、給与レベルは日本より高い(感覚ですが)。

物価意外と安いースーパーで買う食べ物は安い。贅沢しなければ、日本よりお金かからないかも。

子育てしやすいー待機児童ほぼない。保育園無料。シッターさんなどの支援もあるし、みんな普通に使ってる。

寛容ーほかの人が違うことしていても、気にしない。人は人。自分は自分。

自律性と選択の自由ー何歳から大学行ける。好きなことをして生きている(収入差あるけど、生きていければ好きなことしてたい、という価値観多い)。

人多過ぎないー地下鉄座れる。ゴミゴミしてない。

都市が綺麗ー街歩いてて、おしゃれな建物多くて気持ちいい。街行くひとたちが、基本おしゃれしてて、なんか気持ち良い。

こんな感じで、これ!といった1つの要素が素晴らしいとは思いませんが、幸せに生活するための要素1つ1つレベルが高く、バランスが取れていると感じます。


ただ、繰り返しになりますが、私の場合は、幸福度が高い北欧に移住しても、慣れない環境で子育てしながら生活して行くのは、とても大変なことでした。

フィリピン🇵🇭やオーストラリア🇦🇺に住んでときも思いましたが、やっぱり日本は快適です。

それでも、慣れ親しんだ環境を離れて、チャレンジすることで見えてくる自分なりの幸せだったり、今までの当たり前に幸せを感じられるようになったりと、服効果で、より豊かな生活に近づいていくなあ、と感じています。

WILL-BEING:未来の学校

フィンランドのデザインスクールでの学びをベースとした新しい学校を作りたい。未来の大人達が豊かな人生を送るために。①創造性 / イノベーション ②感性 / 人間中心 ③ウェルビーイング Will-being=Will(遺書)× Well-being(より良く生きること)。

0コメント

  • 1000 / 1000