幼少期の子どもが発するWHYを大切にするために

娘(2歳)がなぜなぜ期に入ってます。

何を言っても、「なんで?」と返してきます。

たとえば、こんな具合、

私「今日は仕事に行ってくるね!」

娘「なんで?」

私「平日はお仕事してるんだよ」

娘「なんで?」

私「お仕事をしてお金を稼ぐんだよ」

娘「なんで?」

私「う……」

こうしたやり取りを毎日のように続けていくなかで、子どもが発するなぜ(WHY)は大人が考えるWHYじゃないと思うようになりました。うちの娘だけじゃないはず。

大人が使うWHYは、より抽象度の高い、意味・意図を聞くために使います。

お仕事では、ゴールデン・サークルで有名なサイモン・シネックさんが、常々、仕事はWHYから始めよ!!と言っています。

優れたリーダーはどうやって行動を促すか

サイモン シネックがシンプルで強力なモデルを使って周りを動かすリーダーシップについて説明します。全てはゴールデンサークルと

https://www.ted.com/talks/simon_sinek_how_great_leaders_inspire_action?language=ja



話が逸れましたが、

子どもが発するWHYは、WHYじゃないのです。WHATやHOWなど、様々な意図で使っているのです。私が経験した子どものWHYを3つほど挙げたいと思います。

Aー共感を求めているパターン

私「唐揚げ美味しいね!」

娘「なんで?」

私「ハル(娘)も好きでしょ?」

娘「…」(ニヤッと笑って何も言わない=うん)

この場合、なぜ唐揚げが美味しいのか知りたいわけではなく、私も好きか、あぁそうかそうか、といった共感を求めていた(親の勘違いかも)のです。


Bーより具体的な説明を求めてるパターン

私「今日のお昼はレストランで食べるよ!」

娘「なんで?」

私「たまには外で食べたいよね。」

娘「なんで?」

私「レストランはお店で店員さんがご飯作ってくれるところだよ!」

娘「(無言のうん)」

この場合、より抽象度の高い目的ではなく、レストランの想像がつかなかったようでした、多分。


Cー遊んでるパターン

私「どの本を読みたいか選んでね。」

娘「なんで?」

私「もうすぐ寝るからね。、」

娘「なんで?」

私「もう遅いでしょう今日は。」

娘「なんで?」


こういった、言葉の掛け合いをして遊んでるように思います。なんで?と問いかけると、親が返してくれるため、話のやりとりが続くことを楽しんでいるように感じます。なんで?も言葉が発達していくための”遊びの一種”かもしれません。

娘との言葉遊びをこれからも楽しんでいこうと思います。

Photo at Parc de Berry, Paris, France

WILL-BEING:未来の学校

フィンランドのデザインスクールでの学びをベースとした新しい学校を作りたい。未来の大人達が豊かな人生を送るために。①創造性 / イノベーション ②感性 / 人間中心 ③ウェルビーイング Will-being=Will(遺書)× Well-being(より良く生きること)。

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